MENU

膝の痛みと筋肉痛の違い

膝の痛みは加齢、スポーツ、疾患などによって起こりますが、痛みの原因は太ももの全面にある大腿四頭筋の劣化、膝回りの筋力低下、軟骨の磨滅などが一般的です。膝の痛みで特に多いのは、加齢によって筋力が低下したり、膝と足の骨の間にある軟骨成分の劣化です。軟骨は骨の間にあってクッションの役割を担っていますが、高齢になるほど軟骨を健康的に維持するのに必要なコラーゲン、ヒアルロン酸、グルコサミンなどの生成力が低下します。老化現象なので減少するのは仕方のないことですが、膝の痛みが出ないように予防することは可能です。体内に不足する成分は、食品やサプリメントで補うことが出来るので、痛みが出る前から積極的に補っておくと、少なくとも加齢による膝痛の発症を抑えられます。

 

一方の筋肉痛は筋力の低下や軟骨成分の減少とは関係がありません。スポーツや力仕事をして筋肉に負荷をかけることで筋肉に痛みが発症します。痛みを感じるのは筋繊維が破損したためで、負荷をかけた直後から数日の間に痛みが発症・継続します。破損した筋繊維が修復されると痛みは回復しますが、筋繊維は破損前より太くなります。筋力トレーニングではわざと大きな負荷をかけ、破損の修復を繰り返して筋肉を大きく強固にします。

 

筋肉痛を改善するには、破損して炎症が起こっている部分を冷却します。保冷剤やアイシング専用のアイテムで、患部の感覚がなくなるまで低い温度で冷却するのがポイントですが、冷やす時間は30分以内が適当です。炎症が起こっている部分を冷却すると、血管が収縮されて炎症を抑制出来ます。患部の熱が取れた後は、逆に温めると筋肉痛や疲労の回復が早くなります。温水と冷水に交互に浸かって血行を促進させるのも筋肉痛の回復に効果があります。

 

膝の痛みと筋肉痛はケアの方法が異なるので、症状を見極めてケアをすることが大切です。症状の判別が不安な場合には、専門医の診断を仰ぐと良いでしょう。