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膝の痛みの治療にはトリガーポイント注射

膝の痛みの原因は様々あり、特に多いのは老化による軟骨成分の減少と言われていて、治療にはヒアルロン酸つ注射や筋力アップのトレーングなどを行うのが一般的です。しかし痛みの原因はトリガーポイントであるという考え方があります。トリガーポイントとは痛みを発信する場所です。筋肉の中に刺激に対して過敏に反応する場所があって、平時には痛みはないのに押すと痛みを強く感じます。初期の症状ではポイントですが、悪化すると範囲が広がったり、複数の痛みのポイントが出現します。トリガーポイントを特定して痛みを抑制すれば、膝の痛みの改善が出来る治療方法です。

 

治療はトリガーポイントに局所麻酔を注射するだけです。問診や検査はなく、触診でトリガーポイントを特定して注射をすると、筋肉内で痛みを発しているポイントが弛緩され、血行が促されます。血行が促進されることで痛みの原因となっている代謝物が排泄され、自己治癒力がアップされるという仕組みになっています。痛みを発している部位は筋肉の浅い部分のこともあれば奥深い部分のこともあります。注射針が届きにくい深層部に対しては鍼灸用のハリを使用します。また麻酔薬の使用が難しい妊婦や高齢者の場合には、生理食塩水で代用することもあります。

 

例えば高齢者に多い膝の痛みの症状に変形性膝関節症がありますが、トリガーポイント注射で治療が出来ます。膝に痛みがあって、階段の昇り降りが出来ない、歩くのも辛くなる症状ですが、触診で太ももの全面にある筋肉にトリガーポイントがあった場合、筋肉を触診して痛みの発信源に注射をすると、直後から膝の痛みを軽減出来ます。ストレッチなどのリハビリを併用して数回の治療をすれば、ほとんどの場合痛みがなくなって軽快に歩けるようになることが臨床で確認されています。